以前エメラルドのリフォームを依頼してくださったお客様から再度オーダー頂きました。
その時のエメラルドのデザインをお嬢様が気に入ってくださり、
今回ダイヤリングをお嬢様に引き継ぐ際に、同じようにリフォームをしたいとのことです。
こうやって気に入ってくださってリピートしてくださるのがとても嬉しく励みになります。
時代を感じる脇石の大きさとデザインですね。でも、ダイヤもとても綺麗です。
脇石も、脇石にするにはもったいないくらい大粒です。
地金に金を使っているダイヤのリングは、石座から外してみると、
案外石の色が黄色かったりします。
透明度のある石なので、黄色い色味を楽しみに変えるのであれば
金よりプラチナの方が、より洗練されたイメージになるかもしれません。
デザインは、前回と同じように取り巻きのあるデザインで。
大粒のものはシンプルすぎるデザインのものが多い中、あえてメレダイヤで埋め尽くすことにしました。
大まかな手書きデザインのイメージから、CADを使って設計の段階へ。
正確なサイズがわかります。
完成です。迫力の3カラットが、よりオシャレになりましたね。
石の黄色い色味も、プラチナを使うことによってあえて強調しているようになります。
サイドのメレダイヤも圧巻です。指に挿した時に、サイドメレがあるのとないのとでは
存在感がかなり変わります。
腕の部分は、元々の取り巻き(メレと言ってはいけないくらいの大きさですね・・・)
に使っていたダイヤを配置しました。
いいものですので、裏側の作りにもしっかりこだわった1本になりました。
もちろん古い枠は、東予地域で唯一の地金流通協会加盟店である当店が
その日の相場価格でしっかりと買取をさせて頂きます。
オマケ 自分ではこんなに大きな石を持っていないので、ひと時の優雅な気分を・・・
うっとりするようなダイヤをお任せいただき、ありがとうございました