時々「ランチを食べにおいで!」とお誘いできるくらい主人と仲のいい独身男性が
ふらりとご来店。
コーヒーを飲みつつ世間話をしていたら
「今度、結婚することになって・・・」
うわー!めでたい!めでたいですね!
奥様になられる方の名前を伺っておお、納得。
今度連れてきます。とのことで心待ちにしておりましたところ
このようなリングをお持ちになられました。
お母様が持っていたダイヤモンドのリングだそうで、デザインは嫌いじゃないけど
身につけるとしたら邪魔ですね、とのこと。
当時はこのような石座の高いリングしかなかったので仕方ありませんね。
(ダイヤをより大きく見せるために、少しでも爪を大きく高くしていたそうですよ)
そこで、控えめな大きさの中石を、より大きく見せるデザインで
日常使いで邪魔にならず、もう少し華やかなデザインにすることにしました。
中石を取り巻くダイヤのフチは、エッジが邪魔にならないよう縁起のいい八角形に。
腕の部分はある程度太さを持たせてフチのあるデザインにすることにより
日常のお出かけで長年の使用頻度に耐えられる強度をもたせました。
何より、お母様のリングを生まれ変わらせるということが
ご家族にとって驚きと思い出を紡ぐこととなったようです。
通常ですと古い枠は地金買取りで換金できるのですが
「これも思い出だから」と、石の外れた状態でそっとケースにしまわれた奥様も
もちろんとっても素敵な方でした。
コロナで披露宴はまだ計画できないようでしたが
どうか末長くお幸せに❤️
ありがとうございました。
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